既婚者だけど、出会い系で会った初対面の女とヤレたった

前回はまなみちゃんと合流するところで終わってしまいましたので、その続きです。

実際に会うまでの詳しい経緯が知りたい方は前回の内容をご参照ください。俺のなかなかのヘタレっぷりが書かれています。まあ、ヘタレっぷりが書かれているのは今回も変わらないんですけどね。

アラサーの既婚者が出会い系の女の子とデートしたらどうなるか?

普通の平日ということもあってか、映画館はさほど混んではいませんでした。大学生のカップルや年配の方々がほとんどで、ちらほらスーツ姿の男性もいましたが、あれはきっとサボりですね。

映画館に行くまでに多少なりとも会話していたので、席に着いてからは比較的ゆっくりとおしゃべりを楽しむことができました。俺もまなみちゃんも久しぶりに映画館に来たのでテンションが上がっていたせいもあるでしょう。

「今日は何時まで大丈夫なの?」
「特に予定はないので何時でも。あ、でも終電には乗りたいです」
「さすがにそこまではいっしょにいられないよ」
「えっと、奥さんはお仕事?」
「そうだよ。なんで?」
「んー、なんとなく。やっぱり悪いかなあって」

ポップコーンを頬張りながら言われても全く説得力はありませんが、言わんとしていることは分かります。今さらですけど、既婚の男と会う女性の内心ってどういったものなのでしょうかね。今の言動を鑑みるに、罪悪感はあるのでしょうが、それにしては飄々としていて、いまいち掴みどころがないような気がします。

照明が暗くなったのでおしゃべりはそこで打ち止めとなりました。考えても仕方ないので、俺は映画に集中しました。B級っぽい映画でしたがそのチープさが良い味を出していて、ところどころまなみちゃんと顔を見合わせて忍び笑いを交わしました。

映画を観終わり、適当なところでお茶でも飲みながら映画の感想でも言い合おうかということになったのですが、

「あーごめん、できれば人の少ないところがいいかな」
「ん、なんで?あ、もしかして知ってる人いた?」
「そういうわけじゃないんだけど、いたらまずいからさ」
「だよねー。じゃあカラオケでも行く?」

カラオケももう何年も行っていませんが、確かに個室という点から言えばカラオケはかなり安全です。映画館では全く気にしていませんでしたが、明るい場所に行くとやはり知っている顔がないかどうかがどうしても気になってしまいます。堂々と構えられればそれに越したことはないんでしょうけど、肝の小さい俺には土台無理な話です。

既婚者が出会い系の女の子をホテルに連れ込むまでのやり取り

カラオケ店に入ったのは午後4時のことでした。何もしないでただおしゃべりだけを楽しむというのもどうにも興醒めだったので、お酒と軽いおつまみを頼みました。俺は歌いませんでしたが、まなみちゃんは率先してマイクを手に取って、全く知らない歌を熱唱していました。

正直に言って、個室に女の子と2人きりというシチュエーションだけで俺は興奮していました。映画館とは違って空間が狭く、そうなると否応なく2人の距離も縮まります。カラオケをホテルの前段階として使う人の気持ちが分かりました。ネットの情報ですけどね。

「まさやさんは歌わないのー?」
「俺はいいよ。久しぶりだから声とか出ないだろうし」
「えー、歌って歌ってー、聞きたーい」

まだグラス一杯も飲み干していないのでお酒のせいではないでしょうが、まなみちゃんのテンションはかなり高いようでした。場酔いでもしたんですかね、執拗なリクエストに負ける形で、俺はマイクを握りました。

「えーすごーい、歌うまーい」

歌い終わるとまなみちゃんが拍手をしてくれました。そんなこと言われたことなかったので年甲斐もなく照れてしまいましたが、悪くはない気分でした。続けざまに歯の浮くようなラブソングを歌うと、まなみちゃんはまたも拍手で俺の歌声を称えてくれました。

自分で言うのもなんですが、この歌のおかげで良い感じの雰囲気になれたというか、さらに距離が縮まりましたね。気付けば身体を密着させて、ついばむようなキスをしてしまっていました。そのまま調子になって胸を撫でるようにすると、

「ちょっとー、それはだめ笑」
「あ、ごめんごめん。というか、胸大きくない?」
「そうでもないよー」
「そうでもあるある。どれくらいあるの?」
「んー…DかE、くらい」

大きいなあ。妻がBしかないので余計そう思います。不幸なことに巨乳とは全く縁のない人生を送ってきましたので、これはもう、

ぜひとも拝みたい…ッ!

とか思ってしまいますよね。その後も執拗に胸を攻めたて、その度に笑いながらブロックされるという一連の動作を繰り返していたのですが、まなみちゃんもとうとう根負けしたのか、

「なんでそんなに触りたがるのー?」
「そこに胸があるからです!」(俺、なに言ってるんだろう…)
「なにそれ笑。どうしても触りたい?」
「どうしても、どーうしても、触りたいです」
「んー、でもここじゃやだなあ」
「じゃあラブホテルに行こう!」

まなみちゃん、こんなこと言っちゃう男によく付いてきましたよね。ラブホテルとか直接言っちゃうのって、と我ながら呆れてしまいます。結果的にそのフランクな感じが功を奏したのですが、今後はもっと慎重に事を運ばなければなりません。

しかし出会い系初心者にしては上出来なのではないでしょうか。初めて会った女の子をラブホテルに連れ込める段階にまで到達したのですから。この点に関しては、自分で自分を褒めてあげたいです。

ついにやってしまった…出会い系の女の子とラブホテルで不倫

映画館、カラオケに続いてラブホテル。久しぶり三昧の1日ですね。最後に行ったのはいつのことでしょうか、まだ妻と付き合っていた時だと思うので、かれこれ8年以上は行っていません。

その長い年月の間にラブホテルはかなり変化していたのですが、その時の俺はそんなことを感じる余裕なんてありませんでした。まずカラオケからホテルへ移動する最中は、

できるだけ俯き加減で歩いてホテルへ向かうべし

と警戒心マックスな状態で、まなみちゃんにもできるだけ離れて歩くように指示していました。映画とかカラオケとかとは違ってラブホに入るところを抑えられたら即アウトですからね。さすがに慎重にもなります。

そしてホテルに入ったら入ったで、

今から女の子とセックスしちゃうのかあ…

と長年使われていない自身のモノがちゃんと機能するのかを危惧しつつ、不倫が現実のものとなってしまうことへの恐怖と興奮が頭の中でグルグル回っていました。シャワーを浴びている最中なんて、

浴室出たら部屋には誰もいなかった、なんてことにならないかなあ

現実逃避しちゃっていましたからね。いざ不倫しようと思うと、やはり弱い心が顔を出します。今なら戻れるぞ、本当に良いのか、といった具合に。でもここまできて今更後戻りはできません。俺も男の端くれ、ホテルにまで来て「やっぱりできません」とは言えないし、言いたくありません。俺は決意を固め、浴室を出ました。

その日、俺は初めての不倫をしました

セックスに関することは、あまり語りません。だって他人のセックスなんてあまり興味ありませんよね。しかし、あえて言及するならば、

騎乗位の時に揺れる胸って至高だよねえ

初めて眺める絶景に感動。俺のモノも久しぶりにしてはもったほうですし、上出来なのではないでしょうか。休憩を挟んで2回戦ほどしました。まなみちゃんはそれほどセックスは上手くなかったですが、不倫というシチュエーションがそれをカバーしてくれていましたね。

「これってやっぱり不倫ってことになるのかな?」
「そうだね。後悔しちゃってる?」
「ううん、意外に罪悪感とかはないかな。なんでだろ」
「じゃあこれからも会えたりできる?」
「うん。あ、でも彼氏いるから頻繁にはダメかな」

彼氏いたんですね。しかし、それはそれで良い距離感を保てるかもしれません。お互い好きな人が別にいるのであれば、本気にはならないでしょう。こうして俺の初めての不倫はスタートしました。

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